■はじめに
TableCheckの事前分析ポータル「Insight」は、2020年3月1日にリリースされました。「Insight」は、管理者向けレポートの作成や様々なデータの可視化、予測、そしてAIによる意思決定を行う飲食店向けのデータ分析ツールです。「TableCheck」はレストランのオペレーション業務をオートメーション化していますが、「Insight」は、レストランの運営やマーケティングおよび収益管理といった経営に関する判定をメイン製品である「TableCheck」に合わせた形で自動で行い補完します。私たちの一番の目的は、予約と食事体験のパターンを識別・収益化することにより、レストランの業務・運営の効率向上を支援することです。「Insight」は、蓄積された膨大なデータに対応する柔軟性と機能を持ちながらも、その複合的な情報をシンプルに表示・組織化させることが可能になっています。
データのカスタマイズ、自動レポート配信機能など、各機能を解説しています。Insightをお使いの店舗様は必ずご覧ください!
Insight操作説明動画
目次
00:00 Insightとは
01:35 期間選択・店舗選択
02:54 ホーム(よく使われるデータまとめ)
03:36 本日(本日の予約状況のダッシュボード)
04:01 ダッシュボードの概要
05:19 ツールバーについて
10:38 データのカスタマイズ
22:29 Insight設定
■Insightができること
Insightは様々な目的や場面の分析ツールとして利用することができますが、その機能はユーザーが申込むプランによって異なります。プラン別の利用可能な項目については、このページの最後に表示されています(<定額プラン>を参照ください。)
■ダッシュボードとは?
ダッシュボードは、Insightに表示されるチャートや表によって構成された視覚的要素の集まりを指します。現在の表示形式は次の3種類です。
【チャート / 表 / チャートと表の組み合わせ(チャートの下にチャートと連動する表を表示)】
ダッシュボートは、1つ、または2つの要素のグリットで構成されています。(それぞれの要素はユーザーで変更可。以下にある「5.要素」を参照してください。)要素の順位付けは、左から右、そして上から下としています。
■ダッシュボードの種類&画面の表示内容と操作方法
<ダッシュボートの種類>
Insightには、以下の2種類のダッシュボードが備わっています。
a. プリセットダッシュボード
プリセットダッシュボードには、特定のカテゴリに関するキュレーションチャートを含むダッシュボードが固定で設置してあります。
すぐに活用できる基本のダッシュボードのテンプレとして、Insightは以下のプリセットダッシュボードが設定されています。
- 収益: 売上とその内訳
- 予約: なぜ、いつ、どうやって顧客が予約を作成したかを分析
- キャンセル: なぜ、いつ、誰が予約をキャンセルしたかを分析
- 無断キャンセル: 予約したが事前に連絡またはキャンセルしなかったダイナーに関する情報
- 稼働率: 顧客の稼働傾向を曜日や時間帯などで分析
- 予約サイト: TableCheckやOpenTable、食べログなどのオンライン予約サイト(媒体)のからの予約の特徴を分析
- きっかけ: TableCheckを含むオンライン予約サイトやSNS経由など、予約が作成されたきっかけの特性
- 予測: 予想売上、ダイナー全体、キャンセル、ウォークイン、ノーショーの概要
- 予約スケジュール: 当日を含む今後1週間の予約組数と予約人数合計を表示
- アンケート: 食事、サービス、雰囲気、価値をどのように評価し、調査の回答率をどのように評価したか(データは調査に加入している店でのみ表示されます)
- SMSメッセージ:SMSメッセージがダイナーに送信された場所、時間、理由
- 順番待ちリスト:予約された来店時刻と実際に食事が開始された時刻の時間差を、日にちや曜日ごと、時間帯で分析
b. カスタムダッシュボード
カスタムダッシュボードでは、自身で選択されたチャートや表を用いたダッシュボードを無制限に作ることが可能です。
どのチャートも、要素の右上にある縦の3点リーダー[︙]をクリック ->[ダッシュボードに追加]でカスタムダッシュボードに追加可能です。
<ダッシュボード画面の表示内容と操作方法>
ダッシュボード画面には、チャートや表の設定や表示を操作する[グローバルな選択項目](トップバー)と画面右側に[ツールバー]が設置されています。また、チャート・グラフの表示でもそれぞれデータをエクスポートしたり、設定変更で表示を切り替えることが可能になっています。
Insightの画面は、大きく分けて6つに分かれています。
1. グローバルな選択項目(トップバー)
Insight画面の上部に表示されている項目を[グローバルな選択項目]と呼びます。(またはトップバー)
項目では、バーの左から以下を示しています。
a.)基準日
b.)日付範囲
c.)選択店舗名(店舗数)※すべての店舗が選択されている場合は[全ての店舗]と表示
トップバーの設定はページ内に表示されているすべてのチャートに適用されます。内容を変更すると、ユーザーが設定を変更、またはページを更新しない限り、その変更内容が有効になります。(※ただし予測と予約スケジュールのダッシュボードでは例外が1点あります)
a.)基準日
データ分析をする期間の基準を予約の日付か、作成日で選択できます。
※デフォルトは予約の日付です。
b.)日付範囲
データ分析のフィルターをかける対象期間の日付を選択します。 (開始日・終了日に指定した日付を含む)
※デフォルト設定は過去28日です。
※予測&予約スケジュールのプリセットダッシュボードで日付を変更した場合、これらは「将来を見据えたダッシュボード」として機能するため、他のダッシュボードの変更は影響を受けません。同様に「通常のダッシュボード」の変更は、予測&予約スケジュールに反映されません。
また、「将来を見据えた」ダッシュボードは選択可能な日付範囲が当月より1年先まででロックされていますが、他のダッシュボードは日付の制限がありません。
c.)選択店舗名(店舗数)
データ分析の対象の店舗を系列内の全ての店舗、もしくは複数又は一つの店舗から選ぶことが可能です。
※デフォルトは全ての店舗が選択されています。
・全ての店舗がされている場合
・複数/単独の店舗を選択している場合
2.Insight設定
画面右上の歯車マークをクリックすると、Insight設定が表示されます。
3.ツールバー
画面右のツールバーに設置してあるボタンでは、以下のように要素やチャートを操作できます。
a.)ダッシュボードの要素をエクスポート/カスタムダッシュボードに追加する
ツールバーの[︙]では、要素のエクスポート、またはカスタムダッシュボードへの追加ができます
b.)フィルターを変更する
ダッシュボードのフィルターをたくさんのセグメントから選択することができます。
また、[すべてのセグメントフィルターを表示]で、選択可能なすべてのセグメントが表れます。
c.)期間を変更する
フィルタ―をかける期間の範囲を「日次、週次、月次、年次」から選ぶことができます。
d.)ベンチマークを変更する
ベンチマークを、設定しない、隣接期間比較、前年比からお選びいただけます。
e.)要素の表示を変更する
ダッシュボードの要素の表示形式を、チャート、表、両方(チャート/表)から選ぶことができます。
※変更後のイメージ(左から、チャート・表・両方)
f.)表示モードの変更
ダッシュボードのチャートや表の表示レイアウト(グリッド)を変更します。
■要素を縦と横に並べて表示する(デフォルト)
■要素の並びを縦のみの表示する※アイコンが縦2列に変わります。
g.)要素の表示の高さを変更する
画面に表示されるチャートや表の縦幅をパーセンテージで選ぶことができます。
デフォルト設定(100%)
※50%に変更後
h.)データの更新
システム内にタイムリーに蓄積されていくデータは、Insightのページを更新する度にそのページとブラウザに反映されます。分析データを精度の高い最新の状態に保つために、ページ更新ボタンで情報をアップデートをしてください。
4.数字のみの統計値
ダッシュボードの上部には、メトリック(測定基準)で重要な統計数値が数字で表示されています。
※表示される要素はダッシュボードで異なります。
5.要素
各チャートや表の要素の編集をするには、右上にある縦の3点リーダー[︙]から操作ができます。
a.)要素の編集
要素の編集では、そのチャートや表のデータ、スタイル、説明、フィルターを操作することができます。
b.)エクスポートする
チャートや表のデータは、CSV、Excel、PDF、画像の形式で出力することができます。
c. )全画面表示
チャートや表を画面に大きく表示させることができます。
画面表示を元に戻すときは、もう一度右上の[︙]から通常画面を選択ください。
※全画面表示中でもエクスポート操作とダッシュボード追加は可能です
d.)ダッシュボードに追加
チャートや表を選択後に、それをカスタムダッシュボードに追加することが可能です。
★チャート情報/ツールチップ
チャートや表の?マークにカーソルを合わせると、説明が表示されます。
説明の変更は、[要素の編集する] ->説明タブへ
6.メニューバー
画面左側には、上部にトップページボタン、続いて2種類のダッシュボードのメニュー項目に加え、[分析する]メニューが表示されています。
[ダッシュボード]項目が表示されているとき、[分析する]は折りたたまれ、逆に[分析する]が表示中は[ダッシュボード]は折りたたまれます。
また、画面左下に表示されている[最小化]をクリック頂くと、メニュー項目が折りたたまれます。もう一度クリックすると、再表示されます。
<定額プラン>
Insightの定額プラン別の利用範囲は以下を参照ください。
店舗の価格プランをアップグレードをご希望の場合は、TableCheckのカスタマーサポートにお問い合わせください。