1.インサイトとは?
・概要
インサイトとは、店舗様のビジネス プロフィールが見られた数やその検索方法の割合、検索キーワードなど『店舗様のGoogleビジネス プロフィールの通知表』を確認するツールです。Googleビジネス プロフィールにログインしたら、下記の写真のように左側から「インサイト」をクリックすると確認することができます。
・活用メリット
①Googleビジネス プロフィールで行った施策の効果測定が可能です。
②インサイトのデータを分析し、今後の運用にいかすことで、より大きな効果が期待できます。
・確認可能なデータ8項目
- ユーザーがビジネスを検索した方法
- ビジネスの検索に使用された検索語句
- ユーザーがビジネスを見つけたGoogleサービス
- ユーザーの反応
- ルートのリクエスト
- 電話
- 写真の閲覧
- ビジネスが認知されてる要因
2.効果測定方法
ここから具体的にインサイトでわかる情報をお伝えします。今後の施策を打つために、特に重要な5つの項目を活用方法なども含めて紹介します。
⑴ユーザーがビジネスを検索した方法
※1、過去1週間、1か月間、3か月間のデータを確認できます。
「ユーザーがビジネスを検索する方法」とは、ユーザーがどのような検索方法で、あなたのGoogleビジネス プロフィールアカウントにたどり着いたかをまとめた情報です。上記の画像のように「直接検索」「間接検索」「ブランド検索」の3つの項目を集計しています。図右側の緑(直接)・青(間接)・黄色(ブランド名)をクリックすると、各検索方法の検索数と割合(%)を確認する事ができます。
直接検索:店舗名や住所を検索したユーザー
例)「店舗名+地域名」、「店舗名+駅名」、「店舗様の住所+店舗名」
間接検索:Google検索やGoogleマップで店舗様に関連するようなキーワードで検索したユーザー
例)「地域名+居酒屋」、「駅名+イタリアン」
→ネット検索の8割が間接検索と言われています。競合他社がいないニッチなお店や巷を賑わせている有名店でないのであれば、まずは間接検索の割合8割を目指しましょう。
ブランド検索:店舗様のブランドや、店舗様のビジネスと関連のあるブランドを検索したユーザー
例)「近くのマクドナルド」
⑵ビジネスの検索に使用された検索語句
「ビジネスの検索に使用された検索語句」は、店舗様のビジネス プロフィールにたどり着くために、ユーザーが実際に使用したキーワードをまとめた情報です。
1番多く見つけてもらった語句は「TableCheck MEAT」です。
1か月間に「TableCheck MEAT」と検索して3311回Googleビジネス プロフィールを見みたといったデータになります。
もし、思いもよらない語句で検索されていた場合は、ビジネス プロフィールのカテゴリを確認してみてください。事業内容に適していないカテゴリになっている可能性があります。
【活用方法】
間接検索が少ない場合は基本情報のビジネス情報の欄にキーワードを羅列するのも効果的です。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
⑶ユーザーがビジネスを見つけたGoogleサービス
「ユーザーがビジネスを検索した Google サービス」とは、あなたの店舗がGoogle検索およびGoogleマップで表示された回数をあらわした情報です。
【活用方法】
このデータは日ごとに確認する事ができるため、何日(何曜日)に需要が多いのかがわかります。キャンペーンやイベントをする場合などの指標にもなります。
⑷ユーザーの反応
ユーザーの反応では、ビジネス プロフィールを見たユーザーのとった行動を3つの項目で確認することができます。
ウェブサイトへのアクセス:Googleビジネス プロフィールからウェブサイトをクリックした数。
ルートのリクエスト:Googleビジネス プロフィールから店舗までのナビを利用した数。
通話したユーザー数:Googleビジネス プロフィールから電話をした数。(スマホ限定)
【活用方法】
ユーザーがどのルートから店舗に接触を図ってきたのかがわかります。また、「どこからどれくらいの予約につながったのか」という成果の確認方法として活用することもできます。これは、集客に直結する部分ですので、Googleビジネス プロフィールのアカウントの基本情報をしっかり設定しておくことをオススメします。
検索した回数のデータをつき合わせれば、検索回数が何回あれば電話着信が何件見込めるといった分析も可能です。
⑸写真の閲覧
「写真の閲覧数」は、ユーザーがあなたのGoogleビジネス プロフィールのアカウントに設定されている写真を見た回数をまとめた情報です。また、同業他社の平均閲覧数も、これで確認することができます。
【活用方法】
同業他社と比べて自店舗の閲覧が低い場合は投稿の頻度を上げるか、投稿のやり方を改善する必要があります。投稿機能を活用しましょう!