このシリーズでは、「LINE活用」を紹介しています。今回の記事は、LINE公式アカウントの機能「リッチメッセージ」の作成から開封率UPのコツなどを紹介いたします。
1. リッチメッセージとは
「リッチメッセージ」とは、画像にリンクを貼って、メッセージ配信できる機能です。テキストや写真の普通のメッセージよりも視覚的にわかりやすく発信ができ、画像をタップすることで、予約ページやLINEクーポン画面にアクセスしてもらえます。リッチメッセージはLINE公式アカウントの全アカウントタイプ・料金プランで使用できます。
2.リッチメニューとの違い
LINE公式アカウントで利用できる「リッチメニュー」は、トークルームのキーボードエリアに独自のメニューが固定表示される機能です。ビジュアルとテキストでの訴求、エリアごとにリンク先が設定できる点はリッチメッセージと同様ですが、リッチメニューは表示方法が異なり、キーボードエリアでの固定表示となります。リッチメニューもLINE公式アカウントの全アカウントタイプ・料金プランで使用できるので、作成方法などの詳細は下記の記事をご覧ください。
3. 作成から配信までの流れ
作成
①左メニューバーの「リッチメッセージ」をクリック
②ページ右上の「作成」をクリック
→作成をクリックすると、下記のようにリッチメッセージの新規作成画面に遷移します。
③「タイトル」を入力する
ここに入力したテキストが、プッシュ通知やチャットリストに表示されます。入力可能な文字数は100文字ですが、表示される文字数はスマホの画面枠などによって変動するため、重要な要素は冒頭に記載するようにしましょう。タイトル作成のコツは後程紹介いたします。
④メッセージ設定
「テンプレートを選択」をクリックし、下記8種類の中から使用するテンプレートを選択します。最大6分割のデザインテンプレートがあり、それぞれのエリアごとに異なるリンク先が設定できます。
続いて、「背景画像をアップロード」をクリックし、テンプレートに合致した画像をアップロードしてください。
画像サイズ
ファイル形式:JPG、JPEG、PNG
ファイルサイズ:10MB以下
正方形画像サイズ:1040px × 1040px
カスタム画像サイズ:幅1040px × 高さ520~2080px
⑤クリックアクションを設定する
選択したテンプレートのエリア別に、クリックした際のアクションが設定できます。アクションは、クリックした際にWebページへ遷移させる「リンク」と、LINE公式アカウント内のクーポンページに遷移させる「クーポン」の2種類から選択可能です。それぞれ、リンクの場合はURLを入力し、クーポンの場合はLINE公式アカウントで作成したクーポンを選択してください。
配信設定
① 左メニュー「メッセージ配信」をクリック
②右上の「作成」をクリック
③「配信先」を設定する
友だちとなっている全てのユーザーに配信するか、性別や年齢、都道府県などの属性を絞り込んでメッセージを配信するか選ぶことができます。属性で絞り込む場合、ターゲットリーチ数(有効友だち数)が100人以上必要となります。
④「配信日時」を設定する
今すぐに配信するか、配信する日時を指定(配信予約)するかを選ぶことができます。
⑤「高度な設定」について
・タイムラインに投稿する
タイムラインに同時投稿できるのは、テキスト・スタンプ・写真・動画・クーポンのうち、いずれか1件を配信する場合のみです。リッチメッセージはタイムラインの同時投稿に対応していません。
・配信メッセージ数を指定する
予算に合わせて、配信メッセージ数を指定することができます。配信先は配信時点の友だちの中からランダムに選択されます。
・A/Bテストを作成する
複数のメッセージ内容を作成し、特定の割合のユーザーにテスト配信することができます。
選択したリッチメッセージには、「+追加」をクリックすることでテキストメッセージやスタンプを追加することができます。なお、作成したメッセージの配信イメージは、画面右下のプレビューで確認できます。
⑥メッセージの形式を選択する
続いて、メッセージの形式を選択します。上部メニューの中からリッチメッセージのアイコンをクリック(下画像参照)し、「リッチメッセージを選択」から、作成済みリッチメッセージを配信選択します。
⑦配信する
以上、メッセージの作成が完了したら、最後に「配信」をクリックして完了です。指定した配信日時にメッセージが配信されます。
4. 開封率アップのコツ!つい見てしまうタイトルのつけ方
リッチメッセージは利用しているけど、「開封率があがらない」「うまく使いこなせない」方に開封率アップにつながる方法をご紹介いたします。
LINEで開封してもらうにはお客さんの興味を引くことが重要です。タイトルは100文字まで入力が可能ですが、実際にPUSH通知やLINEトーク一覧で表示されるのは約42文字です。
この「…」を活用することで、ユーザーの興味を引き、したくなる開封したくなるメッセージを作ることができます。
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このような文章を作成することで、続きは何だろう!?と興味を持ち開封率アップにつながります。
少しの工夫が開封率、再来店につながります!ぜひ参考にしてみてください。