<メトリックとは?>
メトリックとは、データのフィールド(変数)を分析する統計値、または測定基準を指します。
Insightではデータを分析する際に数値化させるメトリックの基準値は以下の3つの主なカテゴリに分けられており、このカテゴリを基にした測定値で、さらに細かいデータ分析を行います。
データのカスタマイズ、自動レポート配信機能など、各機能を解説しています。Insightをお使いの店舗様は必ずご覧ください!
Insight操作説明動画
目次
00:00 Insightとは
01:35 期間選択・店舗選択
02:54 ホーム(よく使われるデータまとめ)
03:36 本日(本日の予約状況のダッシュボード)
04:01 ダッシュボードの概要
05:19 ツールバーについて
10:38 データのカスタマイズ
22:29 Insight設定
<メトリックの基準カテゴリ>
1.合計
特定の変数の合計値を指します。
例えば、「全予約合計」は予約数の合計であり、 「全予約人数」は人数の合計です。
2.レート(率)
2つの合計総数の割合をパーセンテージで示しています。
例えば、「キャンセル率」は、キャンセル数の合計を予約数の合計で割って100を掛けたものです。数値は0%〜100%のパーセントで表示され、ウォークインと削除はレートでは除外されます。
3.平均
値を固定の形式の数字で割った合計値を指します。
平均値の分母は、3つの形式に( 予約当たり、 1人当たり 、および期間当たり)に分けられます。
- 予約当たり:予約数を分母とした平均値です。例えば、「予約あたり平均人数」は、来店人数を予約件数で割った平均値、「予約あたり平均事前予約日数」は、予約日から来店までの期間を予約件数で割った平均日数。
- 1人当たり:人数を分母とした平均値です。例えば、「1人当たり平均注文金額」は、予約注文数(通貨単位)の合計を予約注文のある予約の人数の合計で割ったものです。
- 期間当たり:設定期間が分母の平均値です。期間当たりの平均値には、必ず日、週、月、または年の期間設定が必要です。期間設定が週で、日付範囲が14日間の場合、週数は2(日付範囲は週の始まりから開始とする)になり、週単位がクエリとなるこの期間当たりの平均値の分母は2になります。また、期間が月で、日付範囲が2月5日から4月18日の場合、ひと月としての日数が2月と4月は足りていませんが、期間当たりの平均の分母の月数は3(2月、3月、4月)として計算されます。
注意:
予約当たり、または1人当たりの平均値は、期間ごとの平均値を出す日付範囲によってグループ化することができます。ただし、期間設定自体がメトリックの計算の一部になるため、期間当たりの平均値は期間ごととのグループ化はすることができません。
期間当たりの平均値は、セグメントまたは店舗ごとにのみグループ化でき、予約当たり、および1人当たりの平均値、はセグメント、店舗、期間でグループ化することができます。また、期間当たりの平均値を出すには期間設定が必要ですが、予約当たり、および1人当たりの平均値計算においてはその設定は不要です。
<メトリック選択>
Insightでは、表示中のチャートや表に対してさらに異なるメトリックを使用したり、カスタムダッシュボード作成時にメトリックを選択することで、ユーザーが希望する解析結果を表示することが可能になります。ただし、分析するデータのタイプやモードによって選択可能なメトリックは異なりますので、表示されている選択からお選びください。
■チャートや表に対してメトリックを選択する
1.新たにメトリックを選択したいチャートや表の縦の3点リーダー[︙]をクリック ->[要素を編集]へ
2.[データ]タブに表示される[測定基準]のプルダウンより選択してください。
■[分析する]の中でメトリックを選択する
[分析する]を利用する時、ステップ3でメトリックを選択することで、データの分析基準を設定することができます。