Insightのユーザー設定は、「一般」「データ」「日付&時間」の3つのカテゴリーに分類され、初期はデフォルト設定が反映されており、お好みにカスタマイズが可能です。
データのカスタマイズ、自動レポート配信機能など、各機能を解説しています。Insightをお使いの店舗様は必ずご覧ください!
Insight操作説明動画
目次
00:00 Insightとは
01:35 期間選択・店舗選択
02:54 ホーム(よく使われるデータまとめ)
03:36 本日(本日の予約状況のダッシュボード)
04:01 ダッシュボードの概要
05:19 ツールバーについて
10:38 データのカスタマイズ
22:29 Insight設定
ユーザー設定は、画面上部の右上にある歯車アイコンの[Insight設定]より移動します。
移動後の画面には、3つのカテゴリーが表示されます。
各項目の設定を変更されましたら、画面下部にある[設定を保存]をクリック。
Insight設定のカスタマイズが完了します。
A. 一般
[一般]タブでは以下の項目が設定できます。
A1. ) トップページをクリックしたときに読み込むページ
Insightにログインした際に表示される画面、または画面左のメニュー項目の[トップページ]をクリックした際に表示する画面が設定できます。
デフォルトではダッシュボードの[予約]ページが設定されていますが、プリセットダッシュボード、カスタムダッシュボード、または[分析する]メニューのページから自由に選ぶことができます。
A2. ) デフォルトのベンチマーク
デフォルトでは、事前設定されたダッシュボードのベンチマークとして隣接期間比較が使用されています。また、前年比での設定も可能です。
A3. ) 初期設定通貨
ダッシュボード全体で表示される通貨が設定できます。
デフォルトは現地通貨ですが、「基本通貨」にて設定した表示通貨へも変更が可能です。
A4. ) 基本通貨
初期設定通貨で「基本通貨を利用する」を選択した際に表示される通貨が設定できます。
デフォルトはUSDが設定されていますが、プルダウンから他の通貨を選択することが可能です。
A5. ) 通貨記号の位置
通貨記号の表示位置の設定ができます。
デフォルト設定は選択中の言語の標準により異なりますが、常に金額の右側または左側に表示されるように変更が可能です。
A6. ) 少数と区切り記号
小数と区切り記号の位置を設定します。
デフォルトは言語で使用されている標準と同じ設定ですが、必要に応じて変更できます。
A7. ) 多数の略語
大きな桁数の表示は略語で行われ、デフォルトではInsight設定で選択している言語と一致します。しかし選択で、別な国の略語へ変更も可能です。
B. データ
[データ]では以下の項目を変更可能です。
B1. ) より信頼性の高い分類のためにデータが自動的に調整されることを希望しますか?
Insightで表示されるデータを未調整か調整済みの二つのモードで選択可能です。
未調整データモードを選択時は、Insight上のすべてのデータはTableCheckと同じ表示形式になります。ただし、未調整データモードの場合でも、Insightではより正確な分析のためにTableCheckに入力されたデータを以下の自動補足して分析結果が表示されます。
・予約作成から15分以内にキャンセルされた予約を[削除済み]ステータスと同様に扱います。これらのデータはキャンセル率の分析等の際に含まれない形になります。
・予約開始時間の24時間以降に作成された予約(過去の予約を主導で作成した際などに該当)について、予約作成タイミングに関する分析には含まない形になります。
・ウォークインのうち、[キャンセル]および[無断キャンセル]ステータスについては[削除済み]ステータスと同様に扱います。
調整済みデータモードでは、以下のデータが補正されて表示されます。
・予約開始時間の30分前から開始時間の24時間後に作成された予約をウォークインと同様に扱います。予約経路についてもウォークインとして、分析結果に反映されます。
・予約開始時間の30分前以降にキャンセルになった予約について、[無断キャンセル]と同様に扱います。
B2. ) 欠損値を表示する
デフォルトの設定では、セグメント値が欠落している場合、チャートおよび表から除外されています。
除外されている値を含めたデータ表示をするためには、「はい」を選択ください。
B3. ) デフォルトの収益計算方法
デフォルトの設定では、収益指標に税金が含まれていません(税別設定)。税込設定を希望される場合は、「収入(税込)」を選択してください。
B4. ) 仕分け
デフォルトでは、チャートや表に表示されるデータのタイプに応じて最も便利な方法でソートが行われています。
曜日、食事、PAX、期間などの自然な順序があるセグメントの場合、データはその順序に従ってソートされます。たとえば、食事時間は、朝食、ランチ、ティータイム、ディナー、深夜の順に並べられます。自然な順序を持たないセグメント(メソッドなど)の場合、データは昇順または降順でソートされます。予約総数、予約注文総数、パックあたりの平均収入など、プラスの意味を持つメトリックは降順にソートされます。合計キャンセル数、キャンセル率、平均キャンセル済み予約注文数/パックなど、マイナスの意味を持つメトリックは昇順にソートされます。
また、ユーザーが上昇 または 降順 を選択することで、表示されるすべてのデータを一貫した方法で並べ替えることも可能です。
B5. ) 表に追加する店舗の属性
デフォルトは店舗名のみがデータの表に表示されます。系列会社名や国などのショップタグを含める場合は、ここのプルダウンで選択してください。
B6. ) paxセグメント化の最大のバケットは何ですか?
データがpax(グループの人数)でセグメント化される場合、表示されるカテゴリが20を超えると、チャート上で読みにくくなることがあります。こちらの設定では、表示するグループの人数のバゲット数を任意の特定値で設定することができます。デフォルトでは、値は20で設定されており、それ以上の場合は、「20+」としてチャートに表示され、これがリクエストされたデータの20を超える最大グループ人数の数値を含んだ値を指します。(20、21、22…など)
また、最大バケットを使用したくない場合は、「最大バケットなし」を設定してください。
B7. ) 訪問履歴のセグメント化の最大のバケット
paxセグメント化と同様、任意の数を指定することができます。
デフォルトは20に設定されています。
B8.) メニュー項目の最大数
1つのチャートまたはテーブルに表示するメニュー項目の最大数を設定できます。
デフォルトは10項目に設定されています。
たとえば、グラフに過去28日間のメニュー項目ごとの予約注文の合計数量が表示されている場合、表示されるデータには、予約注文の合計数量でランク付けされた上位10のメニュー項目のみが含まれます。
メニュー項目を制限したくない場合は、「メニュー項目に制限なし」に設定してください。
広い日付範囲や複数の店舗を選択した場合、チャートに表示されるメニュー項目が多すぎて読み込めない場合があります。
B9. ) Nティックごとにx軸を表示
チャートのx軸ラベルの表示を設定できます。
デフォルトではラベルテキストが重ならないように、x軸ラベルが自動的に表示されます。
グラフのラベルが判読できなくなった場合、「自動モード」ではx軸のラベルが自動的に表示され、N個のラベルがすべて表示されます。(Nは正の整数値をとることができます。)
プルダウンではすべてのチャートに指定数のラベルが表示されるように調整できます。
B10. ) ターン制限時間
ターン時間(分単位)はPOSデータ内の注文と支払いの時間差から導き出されます。
1つの予約に対して、複数のPOSジャーナルがある場合、ターン時間は最大のターン時間を意味します。 実際のターン時間は、お客様が着席・注文し、支払いするまでの時間と、テーブルの片付けなど次のお客様のお席の準備ができるまでの時間が含まれるため、POSデータから得られた見積もりを上回ります。
また、 注文時間と支払い時間が同時刻となり、ターン時間がゼロになる場合が多くあります。 また、注文した日の数日後にお支払いが発生する場合も多くあります。 このような意味をなさないターン時間が結果に含まれると、データにバイアスがかかります。 そのため、デフォルト設定では、15分未満または300分を超えるターンタイムを結果から除外しています。 このフィルタは、それぞれの予約内の最大ターン時間を超える前に適用されます。
こちらの[データ]タブの設定で、ターン時間の制限をデフォルト値の15分未満や300分より多く設定したり無制限に変更できます。
B11. ) 待ち時間の制限
待ち時間(分単位)は、来店するグループが順番待ちリストに追加されたタイミングと実際にそのグループが席に着いたタイミングの時間差を指します。
稀にレストランのスタッフがステータスをご案内済みに変更し忘れて、待ち時間を非常に長い時間で作成・表示されることがあります。そのような無用な待ち時間が結果に含まれた場合に、データにバイアスがかかります。そのため、デフォルト設定では、結果から120分以上の待ち時間は除外されるようになっています。
こちらの[データ]タブの設定で、デフォルトの待ち時間の制限値を変更することが可能です。
C. 日付&時間
こちらの設定では、[日付&時間]の表示形式を選択いただけます。
C1. ) 日付形式
Insightで表示される日付は、こちらのプルダウンから「年月日」、または「-」、「.」、「/」のいずれかの形式へ変更頂けます。
日付の長さ形式は画面の表示位置に合わせて自動で調整され、一番長い日付形式には曜日が含まれています。日付形式の長さはユーザー側での選択は不可。
[日と月の先行ゼロを追加する]をオフにすると、日付の0表示が消えます。(デフォルトではオン)
C2. ) 通常のダッシュボードのデフォルト日付範囲と将来を見据えたダッシュボードのデフォルト日付範囲
「将来を見据えた」ダッシュボードは選択可能な日付範囲が当月より1年先まででロックされています。他のすべてのプリセットダッシュボードには日付範囲の制限がありませんが、「予測」と「予約スケジュール」のプリセットダッシュボードに関してはこの制限があるプリセットです。
「通常」と「将来を見据えた」ダッシュボードの2種類の日付範囲設定は、別々のデフォルト設定としてそれぞれのダッシュボードに機能しており、[日付&時刻]タブ内でそれぞれのデフォルト範囲を変更することができます。デフォルトの範囲は、アプリケーションの起動時(またはブラウザーの再読み込みを実行したとき)に日付範囲の設定機能に最初に読み込まれる範囲です。したがって、新しい日付範囲を保存しても、アプリケーションでグローバルフィルター設定として現在使用している日付範囲はすぐには変更されません。日付範囲をすぐに変更したい場合は、トップバーの日付設定で期間の範囲を変更してください。
将来を見据えたダッシュボードのデフォルト範囲を変更した後は、トップバーやInsight設定で通常のダッシュボードの日付を変更しても、将来を見据えたダッシュボードの設定を変えない限りその範囲は継続されます。(逆の場合でも同様です。)
たとえば、まず「将来を見据えた」ダッシュボードのデフォルト範囲値の“次7日”を“当月”に変更し、「通常の」ダッシュボード(予約など)に移動すると、日付範囲は「通常の」ダッシュボードのデフォルト値の範囲に変わります。そして「通常の」ダッシュボードの日付範囲を“過去28日間”から“過去7日間”に変更し、別の"通常の"ダッシュボード(キャンセルなど)に移動した場合は、「将来を見据えた」ダッシュボードをクリックするまで、日付範囲は“過去7日間”のままです。しかし再度 「将来を見据えた」ダッシュボードをクリックすると、日付範囲は「将来を見据えた」ダッシュボードで最後に選択した“当月”に自動的に変更されます。(デフォルト値とは別の範囲になります。)
C3. ) 週の開始曜日を指定
Insightのデフォルトでは、月曜日が週の最初の曜日として設定されています。
こちらで、土曜日・日曜日・月曜日のいずれかに設定が可能です。
C4. ) 時計のフォーマット
Insightでは、データの時刻の表示形式を24h(24時間制)か12h(12時間制)で選択することができます。
表示例)
24h(24時間制)=9:00、16:00、25:00(=翌日の1:00)
12h(12時間制)=9am、6pm、1am(=翌日の1am)
「TableCheckクロック設定」は、お使いいただいてるTableCheckと同じ形式での表示になります。
C5. ) 過去比較の比較要素
現在の期間と過去の期間と比較する場合、ユーザーは通常、2つの期間の各曜日の数が等しくなる期間で比較することが多いです(デフォルト設定の「同じ曜日」はこれを指します)。
◎設定例
「同じ曜日」設定の場合:
現在の期間=2020年1月1日(水曜日)~ 2020年1月31日(金曜日) -> 前年=2019年1月2日(水曜日)~ 2019年2月1日(金曜日)
「同じ日付」設定の場合:
現在の期間=2020年1月1日(水曜日)~ 2020年1月31日(金曜日) -> 前年=2019年1月1日(火曜日)〜 2019年1月31日(木曜日)
※「同じ日付」設定は、クリスマスなどの特定の日付の期間を前年と比較する場合に推奨される設定になります。
C6. ) 時刻の解決(分単位)
時刻のセグメントは「60」分でデフォルト設定されており、表示されるデータは1時間ごとの値になります。
「15」か「30」を選択することで、より細かい時間帯ごとのデータ表示が可能になります。
たとえば、値を「15分」に変更すると、1時間あたり4個の値が表示され、「30分」に変更すると、1時間あたり2個の値が表示されます。